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ちいかわ映画のセイレーン編が怖い理由|ネタバレなし小ネタ

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『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』を見ようか迷っていると、どうしても気になるのが「セイレーン編って、そんなに怖いの?」というところ。

先にざっくり言うと、びっくり系のホラーがずっと続く作品というより、かわいい画面の中で、じわじわ嫌な予感が育っていくタイプです。見た目はいつものちいかわなのに、状況だけ考えるとだいぶ怖い。この温度差が、セイレーン編のクセになるところなんですよね。

ここでは結末や大きな仕掛けには触れず、「なぜ怖く感じるのか」「子どもと見る時はどこを気にすればいいか」「原作は何巻なのか」をまとめます。

先に答え:原作のセイレーン編は8巻

映画の元になった「セイレーン編」は、原作コミックス『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』8巻に完全収録されています。講談社の公式案内でも、8巻はセイレーン編を描き下ろし込みで収録した巻とされています。

つまり「映画の前に原作だけ読んでおきたい」という人は、ひとまず8巻を選べば大丈夫です。1巻から追うとキャラクター同士の関係が分かりやすいのは確かですが、セイレーン編そのものを確認する目的なら8巻が最短です。

どれを選ぶ?

  • 通常版:物語を読みたい人向け。紙版と電子版があります。
  • 特装版:ふせん&ノートBOX付き。漫画の内容は通常版と同じで、紙のみです。
  • 1~8巻セット:キャラクター同士の関係から順番に追いたい人向けです。

怖さの正体は「かわいい」と「危ない」の距離が近すぎること

ちいかわの画面だけを見ると、丸い顔、短い言葉、食べ物、旅行っぽい空気で、かなり安心できます。ところがセイレーン編では、その安心できる材料のすぐ横に「報酬が妙に良い仕事」「知らない島」「よく分からないルール」が置かれます。

普通のホラーなら、暗い場所や怖い音で「ここから危ないですよ」と教えてくれます。でも、ちいかわは先に楽しそうな空気を見せてくる。だから読んでいる側も、登場人物と一緒に少し油断してしまいます。

そして後から「あれ、最初から何かおかしくなかった?」と気づく。この安心した後に違和感を回収する流れが、単純な怖い顔や大きな音より残りやすいんです。

怖い理由1:うますぎる話を断れない

セイレーン編の入口には、おいしい食べ物や高い報酬など、行ってみたくなる理由があります。現実でも「条件が良すぎる話は少し怖い」と分かっているのに、魅力的な条件を並べられると気持ちは動きます。

しかもちいかわたちは、何でも簡単に解決できる強い存在ではありません。働いたり、試験を受けたり、失敗したりしながら暮らしているので、良い条件に惹かれること自体がすごく自然です。

読者は「ちょっと待った方がよくない?」と思いながらも、気持ちは分かってしまう。この止めたいのに止めきれない感じが、最初の不安になります。

怖い理由2:説明されない時間が長い

ちいかわは、登場人物が長い説明をして全部を整理してくれる作品ではありません。短い言葉、表情、間の空いたコマで、起きていることを少しずつ見せます。

分からない部分が残ると、読者は勝手に想像します。「この人は何を知っている?」「このルールは誰が決めた?」「笑っているけど本当に大丈夫?」。作品が説明していない部分を、自分の中でいちばん嫌な形に補ってしまうわけです。

SNSの感想でよく出る「怖いというより不穏」「何も起きていない場面の方が怖い」という見方も、この情報の少なさから来ているように思えます。これは公式設定ではなく感想寄りの読み方ですが、セイレーン編の空気をかなりうまく表しています。

怖い理由3:島から簡単に離れられない

島は、旅行先として見れば楽しい場所です。一方で物語の舞台として見ると、逃げ道が少なく、外の助けも届きにくい場所になります。

海に囲まれている。土地の事情を知らない。島の人たちと、外から来たちいかわたちでは持っている情報が違う。この条件が重なるだけで、明るい昼間の場面でも少し落ち着かなくなります。

ちいかわたちは体も小さいので、海や洞窟といった大きな景色に囲まれると、それだけで心細く見えます。映画館の大きな画面では、この「小ささ」と「逃げにくさ」が原作より強く感じられる人もいそうです。

「子どもには怖い?」は年齢だけでは決めにくい

何歳なら平気、と一律には言えません。同じ年齢でも、暗い映画館が苦手な子、大きな音が苦手な子、キャラクターが困っている場面を強く心配する子では感じ方が変わるからです。

見る前に確認したいのは、次の3つです。

  • 映画館の暗さや大きな音が苦手ではないか
  • かわいいキャラクターが危ない目に遭う場面を引きずりやすくないか
  • 少し不穏な展開があっても、最後まで見たいタイプか

心配なら、先に原作8巻を一緒に少し読んで、絵の雰囲気に対する反応を見る方法もあります。結末を知らずに映画を楽しみたい場合は、公式サイトの予告だけ確認して、音や画面の温度を見る方が向いています。

原作を先に読むか、映画を先に見るか

驚きや展開を初見で味わいたい人は映画から。大きな画面と音で、島の広さや不穏な間を受け止められます。

怖さの程度を先に知っておきたい人や、子どもと見る前に確認したい人は原作8巻から。自分のペースで止めながら読めるので、映画より負担を調整しやすいです。

どちらが正解というより、「初見の勢い」と「安心して見られること」のどちらを優先するかで決めれば十分です。

セイレーン編を原作で読む

8巻にセイレーン編が完全収録されています。通常版で物語だけ読むか、特装版や全巻セットまで含めて選ぶか、購入先で確認してください。

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楽天ブックスで8巻を見る

価格・在庫・電子版の有無はリンク先で最新情報をご確認ください。

まとめ

セイレーン編が怖いのは、露骨なホラーだからというより、かわいい日常と危険な状況がほとんど隣り合わせだからです。うますぎる話、説明されないルール、簡単に離れられない島。その全部が、ちいかわらしい柔らかい絵の中に入っています。

原作を読むなら8巻。初見の迫力を優先するなら映画から。どちらを選んでも、「何が映っているか」だけでなく、登場人物が何を知らないまま進んでいるかを見ると、不穏さの作り方がさらに面白くなります。

公式情報・参考資料

あわせて読みたい: ちいかわ8巻の通常版・特装版・電子版の違いを見る

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